ホームページやブログを始めるとサイトの顔となるトップページばかり気にしてしまいますが、訪問者にとってはブログ記事1ページ1ページがトップページになりますので、まずやることはブログ記事ページの見直しです。
訪問者にとってはたどり着いた記事がトップページ
訪問者にとっては検索などであなたのサイトを見つけて入ってきたその記事のページがトップページみたいなものになります。そこでどんな記事を書いているのか?どんなサイトなのか?などを感覚的に認識し、サイト全体の評価をその記事ページで判断します。
もしあなたがトップページにいけばどんなサイトか分かるように一生懸命作り込みをしたとしても記事ページに何も施していないならば記事からトップページに行くのは少数です。
アクセス数が多い記事に対しては記事同士をつなげる内部リンクをすれば、そこから他の記事に飛んでくれる可能性が大きくなるので、サイト全体の閲覧数の底上げになります。このサイトでは一番にトップページを閲覧して欲しいのですが、流入の1/3は記事本文中からです。記事ページはそれほど大切なページになります。
よってトップページに来る人はサイト名で検索した人しかほぼ来ないことを考えると、サイトの知名度によりますが最初からそんなにトップページの作り込みしても閲覧数増加の効果が得られません。
特に企業サイトでは、会社名でしか流入がないのはトップページ以外の他のページの内容が薄いからですね。ちょっと関係ないですが、企業のサイトを作成をする場合、その作成したサイトにアクセスを期待されている企業さんならば商品やサービスの紹介ページはできる限り可能な範囲で2,000文字以上のテキストの用意もしくは聞き取りをします。
ブログを始めるとトップページばかり気になる
ブログを初めるとサイトの顔となるトップページが気になる症候群になってしまうパターンが多いですが、いちばん大事なブログ記事を増やさなければいけないのに、そのトップページの見直しなどが気になって記事作成がおろそかになることはよくありますよね。
しかし、上記でも言っていますが訪問者はトップページなんてほとんど見ません。そのトップページに時間をかけて見直しなどをしてもアクセス数が増えることはあまりありませんので、やるなら記事ページそのものを見直した方がよいです。記事数、記事内容は言わずもがな。
実際にGoogleアナリティクスなどでトップページの閲覧数を確認してみてください。サイトの知名度によりますが、トップページがベスト10に入っていますか?Google AdSenseも記事本文中の広告の方がサイドバーに設置した広告より多くクリックされていませんか?
人気ブログ記事からの動線が大事
訪問者がだいたい最初に訪問するページはあなたが頑張って書いた記事になることが多いので、その記事本文中に見て欲しい記事や固定ページの動線を貼ることが大事です。特に自サイトの人気記事に動線を貼ると閲覧数増加の期待ができます。
記事本文中では自分は思い出せる範囲で他の記事のリンクをするようにしていますが、ちゃんとやっている人は細かく細かく記事と記事のリンクを貼っています。
内部リンクは大事ですので、訪問者が来たときにサイト内を回れるように作り込みするとよいと思います。「こちらの記事もいかがですか?」「関連する記事はこちら」などで訪問者を他の記事に誘導させましょう。記事本文中以外ではサイドバーに新着記事、人気記事、記事下に設置することが多い関連記事の設置も効果があります。でも一番効果があるのは面倒ですが記事本文中に設置したリンクがクリックされますね。
記事ページは訪問者にとってトップページのようなものです。だってその記事ページだけでだいたい離脱しますので。よってその記事からすべてのページに少ないクリック数で横断できる構成にすることが大事です。
まとめ
記事ページの構成次第で閲覧数を伸ばすことできますので、ぜひ一度全記事ページ(量が多い場合は人気記事ベスト10ぐらい)の見直しをしてその記事ページがトップページに匹敵するぐらいのページ構成になるように作成してみてください。それで一度他の固定ページ、記事に誘導できているか検証してみてください。
ブログサイトのトップページは必要最低限の構成ができていればよいので、他のページの構成ができたらあとでやればいいかなと自分は思います。でもどうしても最初は気になってやっちゃいますよね。気づいたらほとんど訪問者が来ないページの修正に大変な時間を取られているなんてことも。
理想はわざわざ記事ページの見直しをせずとも記事内容がよくて勝手にサイト内を回ってくれるのが理想ですね。そのようになるのはすごく大変なこと。
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