ウェブ広告専門業者に丸投げでビックワードで出稿するとそれなりにお問い合わせ件数が取れると思いますが、さらに問い合わせ件数を増やすために商品単体でウェブ広告を出すと件数が減る傾向があります。それはウェブ広告専門業者と依頼主にズレがあるからです。
ビックワードなら結構問い合わせは来る
最初はウェブ広告業者の経験によりビックワードで開始することが多いですが、やはりそのビックワードですので問い合わせはそれなりに来るかと思います。
例えば、「地名+商品の総称」とか「商品の総称」だけとか。ビックワードは単価が高いのと予算がすぐになくなってしまうのがデメリットですが、問い合わせが来る確率はぐっと増えますね。
そして商品単体だと問い合わせが減る傾向にあります。
広告出稿から問い合わせ獲得まで
いざウェブ広告を始める時はウェブ広告業者に依頼して広告を出稿します。そして打ち合わせから結果が出るまでは以下のような感じす。
- STEP1初回打ち合わせ
過去にウェブ広告の出稿はやったことがあるのか?どこにウェブ広告するか?そして最初ですのでビックワードでのウェブ広告が決定。結構お任せが多い。
- STEP2広告開始
ビックワードでの商品全体で広告開始。
- STEP3ウェブ広告業者よりレポート作成、提出
ビックワードですのでそれなりの問い合わせ件数獲得。これによりさらなる問い合わせ件数獲得のために商品単体での広告をすすめられるまたは依頼主側が提案する。
- STEP4商品単体で広告出稿のための打ち合わせ、広告開始
打ち合わせ後、ウェブ広告業者が持ってきた商品単体のキーワードの提示。依頼主は問い合わせ件数獲得の底上げのために商品1つ1つにもウェブ広告開始。ここでズレが発生。
- STEP5ウェブ広告業者より商品単体でのレポート作成、提出
結果商品単体での問い合わせ増えず。
- STEP6商品単体での打ち合わせ
お互いにズレが生じて溝が埋まらず広告費の無駄になる。そしてループへ。
以上、このズレの時に参加することがありますが商品単体での打ち合わせループに陥っている会社さんよくあります。
ウェブ広告業者によって対面での打ち合わせはない
大手のウェブ広告業者は基本的に最初の打ち合わせは訪問してくれるかもしれませんが、その後の毎月の打ち合わせに呼んだり結果報告しに来てくれるウェブ広告業者は実際は少ないです。最初から打ち合わせがそもそもないところもあります。手数料が安い大手の広告業者とか。
なぜ商品単体だと問い合わせが増えないのか?
ビックワードでは問い合わせ件数がそれなりに獲得できたが、商品単体に広告を打つとガクッと問い合わせが減るのは単純にウェブ広告業者に商品単体での知識がないのと依頼主側にウェブ広告業者と話が出来る知識を持った人がいないのが原因です。
ウェブ広告業者は商品単体のことは分かりません。そして商品単体のことをよく知っているのは直にお客様と接している依頼主です。だから商品単体になると問い合わせ件数が減るのは当たり前のことなんです。
商品単体で問い合わせを増やす方法
ウェブ広告業者にお任せではなくお客様と直に接している従業員さんが積極的に打ち合わせに参加することが望ましいです。そもそもキーワードの提案でも良いですし、どのようなお客様が購入しているのか?こんな質問が来るなど、どんどんウェブ広告業者に伝えることが大事です。
また、細かく調整するならば依頼主側にある程度の知識を持った方が対応しないとうまく伝わらないのと必要のないキーワードで予算がなくなるのも防止でき、余った分は違うキーワードに回すことも出来ます。
150万ほど月にウェブ広告をやっていた会社さんからこのズレの修正の依頼が来ましたが、不動産でしたので物件1つ1つ(商品単体)にキーワード、年齢、時間など詳細に設定して、ビックワードを減らし商品単体の問い合わせを増やすことに成功しました。ここまで細かくやるとなると個数にもよりますがウェブ広告業者によっては対応してくれないところもあります。
また、ウェブ広告に限らず業界、ターゲットによっては自分はポスティングやポスターもすすめることがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?お任せになると依頼主にウェブ広告業者と話せる人がいないので基本的に細かな設定はしてくれないところがあります。Google広告ですと結構細かくターゲットの設定が出来ます。広告表示範囲とか時間とか年齢とか年収とかいろいろ。
日本全国にターゲットを決めず広告を垂れ流していたらそれは予算はすぐになくなりますよね。そしてビックワードだけで運用していたら単価が高いのですぐに使い切ってしまう場合があります。だから商品単体でいかに問い合わせを獲得出来るかが予算を考えたら重要になってくるんです。
自分的には会社名で検索すると同じ会社名がたくさん出てくるなら必要かもしれませんが、基本的に会社名でのキーワードはいらないです。だって会社名で検索したらほぼ3ページ以内には出るからです。出ないのはちょっと基本的にホームページに問題がありますね。
基本的にウェブ広告業者は広告費用に対してパーセンテージの手数料になります。予算が大きいほど手数料が高くなるので無駄なキーワードやビックワードをやたらにすすめられないように対応することが大事です。
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