路面店で、よく店内の様子がわからない店舗がります。店内の様子がわかるだけで売上があがるかもしれません。特に理由がなければすぐに店内が見えるようにするだけで、今まで躊躇していたお客様の来店につながります。
また、お店を構えるということで、飲食店以外でも参考になるかもしれません。
店内が見えない店舗
歩いていると、店内が見えない店舗をよく見かけます。理由があってそのようにしているお店もあると思いますが、特に理由がなければ店内を外からも見れるように開放した方がよいです。
私なら、まずそういう店には入りません。何故かと言うと
- 店内の雰囲気がわからないから
- 従業員がどんな人かわからない
- どんな座席があるのかわからない
- お客さんがいるのかわからない
- どんな感じでお客さんが過ごしているかわからない
入店する前に、このようなことをお客様は考えてしまいます。
売上を上げるには?
今回依頼されたのは、単純にお店の売上をどのようにしたらあがるか?まず、私が上記で述べた中が見えない店には入らない理由を1つずつ消していく作業になります。
店内の雰囲気がわからない
今回、依頼された店舗はガラス張りなのに、メニューやら営業時間などすべてそのガラスに貼っていましたので、それを撤去します。
ポイントは、
- 入り口ドアにオープンしているのかを明確に営業時間・定休日と共に表示する
- メニューは、机をおいてメニュー表を置いておく
- おすすめメニューは、ウェルカムボードに記載する
となります。
入り口ドアにオープンしているのかを明確に営業時間と共に表示する
オープンしている旨はもちろんですが、営業時間・定休日も表示しておけば、通りすがりの人が今度行ってみたいと思った方の来店につながります。
メニューは、机をおいてメニュー表を置いておく
入店してから、注文するのに時間がかかり、混雑しているときなどそのお客様に対して従業員は気にしてなければいけません。些細なことですが、注文をなかなか取りに来ない店は第一印象が悪くなる可能性があります。しかし入店する前にどんなメニューがあるのかわかると、ある程度注文するものを決めて入店するのですぐに注文が取れますし、お客様にしては、どんなメニューがあるのかわかるので失敗や後悔が半減します。
おすすめメニューは、ウェルカムボードに記載する
ウェルカムボードにおすすめメニューを載せるということは、今日この時間だけこのおすすめメニューが安く食べられるというお得感があります。
従業員がどんな人かわからない
入店する前に、どんな人が働いているのか?がわかれば、これも入店するきっかけになります。
- ウェルカムボードにおすすめ商品と共に、店内の雰囲気がわかる店内の写真と従業員の写真も載せる
- SNS投稿時にも、店長・従業員の方の写真入りで投稿する
となります。
ウェルカムボードにおすすめ商品と共に、店内の雰囲気がわかる店内の写真と従業員の写真も載せる
入店を迷っているお客様に対して、入店するのにハードルを下げることができます。
SNS投稿時にも、店長・従業員の方の写真入りで投稿する
投稿時には、必ず店長・従業員、おすすめメニューなどと共に一緒に店内の様子がわかるように写真を撮って投稿する。
どんな座席があるのかわからない
カウンターがあれば、カウンターがある旨をウェルカムボードに書く。カウンター席があるということは、お一人様でも気軽に利用できることが伺えます。また、4人席を超えるような座席がある場合は、6人席ありと表記すると団体客にも来店を促すことができます。
お客さんがいるのかわからない
店内が外から見ることができれば、すでにお客様がいる時点で、この店は安心、すでに入店している人がいるということは失敗・後悔がなさそうにつながります。
どんな感じでお客さんが過ごしているかわからない
お客様が少ない時などは、意図的に外から見える席に誘導する。そうすることにより、営業しているのもわかりますし、楽しそうな雰囲気やくつろいでいる雰囲気が伝われば入店を促すことができます。
その他実施事項
その他、実施したことは
- 新作メニューを謳う
- 店外まで匂いが届く商品を用意する
です。
新作メニューを謳う
ウェルカムボードにランチ時間以外に、新作メニューを載せる。人は新作や限定に弱いものですので、できれば毎週、毎月、季節ごとなどに商品を投入するのも大事です。これも入店を促すきっかけになります。
店外まで匂いが届く商品を用意する
匂いに誘われての入店も大事です。商品にそのようなものがなければ用意することは大事です。
まとめ
今回は、飲食店の案件でした。現在、お店の中がわからない状況になっている店舗様は、上記のようなことを実行することができれば売上を上げることはできるのではないかと思います。
一つ一つ細かく見ていくことが重要で、SNSへの投稿文などもキーワードやキャッチフレーズを意識して投稿することが大事です。
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