物件が載せられるポータルサイト(SUUMOなど)と同じ情報をホームページに載せてもあまり効果がありません。
ホームページは、自由に載せることが出来るので、詳細に物件情報を載せることが大事です。
これは、違う業種・商品でも同じことが言えます。
物件情報をSUUMOより詳細にホームページに載せる
物件を探している方は、基本情報はもちろんですが、その他周辺に何があるのか?空港までどのくらいか?観光地までどれくらいか?など、知りたいことは実際にSUUMOに載っている情報以外にも自分で調べています。
自社ホームページは、SUUMOなどのポータルサイトのような制限がないため、詳細にその物件情報を載せて、是非ともSEOにも関わってきますので、考えられるすべての情報を載せるように心がけたいところです。
ターゲットにより変わりますが、そのお客様がその物件に住んで日常生活することを、物件担当者は認識して情報を提供することが大事です。
SUUMOに載っている物件情報
SUUMOを見てみると、以下の物件情報が載っています。
賃料、管理費・共益費、敷金/礼金、保証金、敷引・償却
■部屋情報
間取り、専有面積、向き、建物種別、築年数
■アクセス
■所在地
■物件写真
■ポイント
■部屋の特徴・設備
■物件概要
間取り、階建、損保、入居、条件、SUUMO物件コード、保証人代行、ほか初期費用、ほか諸費用、構造、築年月、駐車場、取引態様、取扱店舗物件コード、総戸数、備考
■周辺環境
周辺環境写真、周辺情報、地図
■エリアの口コミ
■他の部屋を見てみる
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■あなたのチェック履歴
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最近チェックしたキーワード
■問い合わせ
です。
参考 SUUMO
これは他のポータルサイトでも同じような内容となっています。
物件基本情報以外に載せたい項目
お客様がその物件に住んだとしたらどのような情報が欲しいか?を考えます。
基本情報以外に、例えば
- 空港までの距離、時間、駅にリムジンバスありなし
- 一番近い観光地、温泉までの距離・時間
- 医療施設、薬局までの距離・時間
- ショッピングモール、コンビニ、スーパーまでの距離・時間
- 物件動画、google360度パノラマなど撮影
- 例として初期費用
- 公園、スパ、ボウリング、映画など休日に利用するであろう娯楽施設までの距離・施設
- 飲食店などのチェーン店以外の情報
- ウーバーeats、出前館対応地域
- ヘアカット、マッサージ、ホームセンターまでの距離・施設
- 主要駅・主要都市までの距離・施設
- 駐車場の詳細
- 担当者の物件一言
- 担当者の情報
SUUMOと被るところがありますが、以上の事が考えられます。
東京に住むことを考えれば、箱根までどのくらいだろう?地方に住んでいる方は車の所持率が高いので、車を持って行きたいと思うかもしれません。
SUUMOではサイズまで書かれていないことが多く問い合わせしてくださいにとどまっています。(月極駐車場検索専門サイトでもサイズが載っていないこともあります。)
入居者が実際にその物件を住むのを想定して、日常生活、旅行、帰省、友人や家族が遊びに来たことなども考えてピックアップすると良いでしょう。
詳細に書くことが出来れば、物件を探している方にもアピールにもなりますし、仲介さんも説明しやすくなり、また社員同士でその物件の共有にも繋がります。
担当者は実際に物件に行って現場を見る
現場に行ったら違う発見もあると思います。
他の場所に同じような物件が建っていても周辺環境は全然変わってきます。
担当者に細かい事を聞いてもすぐに答えられないと、お客様は不安に思う場合もありますので現地に行って確認することが大事です。
物件を探している方が、周りに何があるのかを一旦物件詳細ページを閉じてわざわざ検索させるようなことがないように詳細に載せるべきです。
分かりやすく1年を通しての住人のストーリーを
物件1つ1つアピールポイントがあると思いますので、ブログなどでその物件に住んだ年間を通してのストーリーを書くとお客様に分かりやすい説明になりますし、営業マンも説明しやすくなります。
また、売買など高額物件では動画にしても良いと思います。
詳細に書くことによりその物件の基本的な情報など社員間で共有出来るのもメリットになります。
社員ブログなどで会社の内部が分かるようにする
社員ブログで会社、社員の様子が分かればお客様は問い合わせしやすくなります。
日々の内見のことや今後の物件情報なども書いていく事も大事です。
また、インフォメーションなどでその物件のページに内見にいつでも行ける旨を書くのも良いですが、詳細にいつ空いているのか?を載せるのも良いです。
お客様はこの日行けるんだけどあっちの都合はどうかなと気になりますので、事前に告知すると良いですね。
まとめ
今回は不動産物件で例を書きましたが、これはどんな商品でも同じです。
1つ1つ丁寧に詳細にアピールしていかないとなかなかその商品の認知に繋がりませんし、社員もその商品に対して愛着が湧かないと率先して売ることも出来ませんので、是非ともその商品を詳細化しておきたいところです。
基本情報以外の〇〇情報が載っていたから決めたなんてことはたくさんありますので、ホームページには詳細に…。
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