二店舗目の新規店舗出店で気をつけなければならないことはたくさんあります。二店舗目に限らず新規店舗オープンの準備は一店舗目の経験を活かしてさらに集客・売上を上げたいところです。
二店舗目オープンの注意点
一店舗目で経験があるからこそ二店舗目はさらにその経験を活かして集客・売上を上げることに繋げていきたいところです。
一店舗目での反省点は以下の通り。
- 混んでいるわけでもないのにお冷が出なかった
- 券売機の使い方が分からないお客様がいた
- お客様の声がホールスタッフに届かなかった
- 出されたお冷の氷が溶けていた
- 従業員に元気がなかった
- ホームページ、SNSがなかった
など修正ポイントがたくさんありました。
今後の集客・売上に関わってきますので、新規店舗オープン一ヶ月間は特に気を使って営業していきたいところです。
二店舗目の新規オープンで一店舗目で失敗した特に気をつけた箇所は以下の通りです。
- お冷に氷があるのを確認する
- 従業員の挨拶、注文などは大きめに
- 店内音楽の音量調整
- ホームページ、SNSの開設
- 新規店舗オープンキャンペーン実施
- 二回目の来店を促す割引実施
- 券売機に立つスタッフ配置
- ポイントカード発行
- クレジットカード対応
など、最低限準備しておきたいことはたくさんあります。
お冷に氷があるのを確認する
お冷は最初にお客様に出されるものです。氷が溶けて温かったりするとただでさえ気になるのに、ましてや新規店舗オープンでやってしまったら、その店舗だけではなくグループ全体の印象が悪くなることにも繋がる可能性があります。また、ウォーターピッチャーを置いている場合氷がなくなって温くなっていたらさらに印象が悪くなります。
忙しくそこまで手がまわらない場合もあると思いますが、その店舗の印象に関わるので意識することが大事です。忙しいならば、セルフサービスに切り替えるなど対策した方が良いです。
従業員の挨拶、注文などは大きめに
新規店舗オープンでは従業員の挨拶などは、店舗形態によりますが、最初は少しうるさいくらいが活気があって良いです。また、従業員の半分以上が一店舗目を経験しているスタッフで揃えると、大体の流れやアクシデント、トラブルの対応の仕方も分かるので、変に冷静になってしまいます。
これは店長さんの盛り上げ方次第と新人の割合を増やすことが大事になってきます。
店内音楽の音量調整
従業員間の声が通ることだけで音量を設定したり、店の作りが違うのに一店舗目と同じ音量にしてしまいお客様の声が通らない場合もあります。すべての席に着席して店内音量の確認をすることが大事です。
ホームページ、SNSの開設
初めての来店もそうですが、新規店舗オープンならばホームページ、SNSを見てもらう可能性が大いにありますので、事前に作成、登録しておくことが大事です。
お客様は
- どんな店なんだろう?
- 営業時間は?
- 他のメニューは?
- 他にも店舗があるのか?
など、食事が運ばれるのを待っている間などで調べます。
また、今回来店しなくて次回来店しようと思っている方に対しても広告になりますので、ホームページ、SNSは事前に作成、登録はしておくことが大事です。
新規店舗オープンキャンペーン
新規店舗オープンは、まずは食べてもらわなければ意味がありません。これは赤字になるまでやらなくも良いですが、割引などをしてとにかくいろいろな方に食べてもらい認知してもらうことが大事です。
10%引きとか分かりにくい数字ではなく金額に斜線を引いて、個々の商品に〇〇円又は全品〇〇円引きと分かりやすい表記にすることが大事です。
二回目の来店を促す割引の実施
うちの店は美味しいんだからと自然に二回目の来店もしてくれるだろうと思ってはいけません。二回目の来店が固定客に繋がる可能性がありますので、次回来店も促すチラシの配布や割引を実施することが大事です。
券売機のところで操作方法を教えるスタッフの配置
操作方法以外、メニューのアピール、お客様との交流、お客様の誘導(店内の空きが分かるのですぐに案内が出来る。)が出来ますので積極的にスタッフを配置して置きたいところです。
また、券売機での購入が分かりづらいなどオープンしてから見えてくることもありますので、早い段階で修正することが出来ます。
ポイントカード発行
ポイントカードの発行やTポイント、ポンタなどがあれば固定客に繋がる可能性が大きくなりますし、最初からこのようなお得なポイントカードがあることは大事です。
クレジットカード対応
日本でも少額でクレジットカード決済する方が増えてきています。特に外国人観光客が来るような場所での新規店舗出店ならば、クレジットカード決済は必須ですので対応しておくのが大事です。
また、店外メニューなどにもクレジットカード決済が可能の旨を表示するのも忘れないようにします。
まとめ
いかがだったでしょうか?一店舗目がうまくいって二店舗目新規オープンをしたがうまくいかなかった話はよく聞きます。二店舗目のスタートダッシュが成功すれば、三店舗目、四店舗目の足がかりになります。
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